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土星リングの力学 (I. wake 構造)
土星の輪の正体は何でしょうか?
数十cmから数m程度の小さな氷の塊が、非常に数多く土星の周りを周回して、それが全体として輪のように見えるということが分かっています。
ボイジャーやカッシーニといった惑星探査機が撮影した写真から、土星の輪は非常に複雑な構造をしていることが分かります。
こうした土星の輪の構造を作り出すようなメカニズムとは何なのでしょう。
そうした謎を解くためのコンピューターシミュレーションの一つを紹介します。
土星の輪は、非常に数多くの氷の粒から出来ているために、全てを一度に計算することは出来ません。 この計算は、沢山の氷の塊が土星の周りを回っているときに、何が起こるのかを知るために土星の輪のごく一部だけを切り取って計算したものです。
ストリーミング
映像本体部分ダウンロード
640x480, Windows Media Video 形式
SaturnRingWake64x48Full.zip ( zip 書庫 : 78.6 MB)
シミュレーション部本体のみ
SaturnRingWake64x48Short.zip ( zip 書庫 : 70.8 MB)
320x240, mpeg 形式
SaturnRingWake32x24Full.zip ( zip 書庫 : 43.7 MB)
シミュレーション部本体のみ
SaturnRingWake32x24Short.zip ( zip 書庫 : 32.8 MB)
数値計算の詳細 基本となるモデル周期境界+Shearing Box 計算目的土星リング内の力学計算モデル計算手法:重力多体シミュレーション + 粉体計算 計算に使用した粒子数:7×104個 使用した計算機GRAPE-6 現象の時間スケール数日 現象の空間スケール数十~数百m 数値計算を行った人台坂博(一橋大学) 参考 ReferenceH. Daisaka, H. Tanaka, and S. Ida, Icarus 154, 196, (2001) 映像化の詳細
この計算は、計算領域の端が壁になっているのではなく、左の端が右端につながっているようにくり返しになっているものとして
比較的狭い計算領域でも広い領域の出来事が計算できるようにしてあるものです(周期境界条件)。
出来るだけ広い領域を見渡せるように計算結果をコピーして、広い領域の表示をして映像にしています。
本文编号:32346
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